



武甲山

行動記録
行程図
■1月24日(土)
自宅(6:40)==鶴川(6:54)+++町田(7:01,7:09)+++八王子(7:34,7:58)+++高尾(8:05,8:09)+++上野原(8:26)
上野原(8:45)===新井バス停(9:00)
新井バス停(9:10)→登山口(9:20)→虎丸山(9:50)→能岳(10:30,10:40)→赤の鳥居(10:45,10:50)→八重山(11:10)→展望台(14:20)→展望台(11:40,12:45)→下山口(13:20,13:30)→上野原駅(14:20)
上野原(14:34)+++高尾(14:51,14:53)+++八王子(14:59,15:09)+++町田(15:32,15:43)+++鶴川(15:49)==自宅(16:00)
天気図
■1/24(土) 日の出 6:49, 日の入り 17:03 快晴 8.1℃/-6.9℃ 湿度 51%、 南西 2.1m/s 降水量 0.0mm
天気図、衛星画像 日本気象協会より転載、気象データ:気象庁@大月(山梨県)
アプローチメモ
行動記録
1月の登山は八重山という耳慣れない山であったが、あまり高い山でもなさそう、それになんといっても新年登山ということで山でうどん鍋を作って食べようということで断然行く気になった。集合場所も中央線の上野原駅で電車で行ける。ただ天気予報では大寒波の襲来とのことでそれが一番不安材料であった。
【12月20日(土)晴れ】
山での極寒を予想してヒートテックの下着に厚手フリース、足はタイツという家にある防寒用衣類を吟味して着込んで臨んだ。また念のため軽アイゼンもザックに入れた。朝家を出る時は暗かったが、電車を乗り継いでいくうちに窓の外は晴れていて朝日が車内に差し込んでいた。
上野原駅から予定どおりバスに乗り、登山口最寄りの新井バス停で下りる。するとKさんが待っていた。上野原駅に早く着いたのでここまで歩いて来たという。相変わらずお元気なこと。バス停の前にある広場で準備体操して登山を開始する。住宅街の坂を少し上り虎丸山登山口に入ります。


沢山の落ち葉を踏みしめながら高度をあげていきます。登り始めは林の中のため展望はなく、歩くこと約1時間で虎丸山に到着した。古ぼけた社があったが景色はといえば木々の間から遠方の山々が見える程度。ここでは登頂写真だけを撮り次の目的地に向かう。


下り、登りを繰り返し途中には馬頭観音や夫婦岩があった。尾続道に出ると中央線の山々が見える。先日山火事のあった扇山はどこか確認したりしながら能岳を目指す。


能岳に着くと周囲の木々が伐採されているせいか文字通り360度の大展望。中央線の山々の他、反対側の丹沢山方面も望める。また山頂直下にあるのゴルフ場や山の麓にある集落もはっきり望めた。真っ白な富士山も望めたが臨めたがてっぺんは残念ながら白い雲に覆われている。ここ低山にも関わらずとても見応えのある景色である。しばらく大展望を眺めていると我々とは別方向から上がってきたグループからこの先に赤い鳥居があるので、ぜひ見に行くように勧められた。さっそく荷物をこの頂上にデポして急な坂を5~6分下る。200mmほど下り鞍部に着くとそこには真っ赤な鳥居が富士山方向に向けて建てられていた。ちょうど富士山を鳥居の中に入れて写真を撮れるように作られ、雲のかかってない富士山ならばきっとインスタ映えする写真が撮れるであろう。




能岳から反対コースを進みます。周りの山々が見える明るい稜線なので気持ちよく歩ける。今回の最終目的地である八重山にすぐに到着する。ここからも大展望である。富士山に目を写すと雲がさらにかかり半分以上が隠れてしまった。それでも先日の山火事から未だに鎮火しない扇山、アンテナの見える三つ峠、本社ケ丸、権現岳などが大きく見えた。山頂横には東屋とテーブルがあり、ここでうどん鍋をしようか考えましたが風があたり適さないので、予定どおり八重山展望台で行うことにした。早く食べたい一心で明るい稜線を早足で展望台を目指す。


ザレタ急坂を下りわずかに登るとりっぱな「八重山の碑」があった。これによれば1929年、地元の水越八重さんが個人所有だった山林を市に寄付されたこと。八重山の名前の所以です。そこからすぐに展望台に至る。その手前に八重山の鐘があり、それぞれ鐘を鳴らしたりした。



展望台には一組(5人)がテーブルを占領していたが、風もなく暖かいので広いデッキにビニールシートを敷いてうどん鍋の準備を始めた。4台のコンロを使い、お湯を沸かす人、茹でうどんを温める人、スープ用のお湯を作る人、牛丼の具の温める人など自発的に作業を分担し、ほどなくして暖かいうどんが完成した。各自自分のお椀にいれたスープにうどんを入れ、刻みネギ、昆布などを加えて食べ始める。


澄んだ空気の中、眼前に広がる雄大な景色を魚に、全員で協力して作ったうどんはうまい。景色の素晴らしさと相まって登った疲れが吹き飛ぶ。風もほとんどなく楽しい至福の一時である。


うどんを食べた後、皆さんから配られたお菓子で温かいコーヒーを楽しんだ後、展望台の先端まで行って眼下に広がる甲府盆地と富士山、その周りの山々の景色を楽しむ。またまた全員の記念写真を取って下山する。下山道は南斜面で太陽の陽ざしがあたって暖かい。30分ほどで下山口に到着。




下山口に出ると広い駐車場があり立派なトイレもあった。眼の前はりっぱな上野原中学校である。少々休憩し、そこから上野原駅を目指して道路歩き。思ったより長くやっと駅に着いたのが14時すぎ。まだ太陽が高い。ここで呑み仲間はちょっと打ち上げという駅の売店の方から教えてもらったお店に向かう。私にも声をかけられたが明日は調布駅伝、ここは決意を固くして帰ることとした。
感 想
思ったより暖かく風もなく気持ち良い山行であった。なによりも展望台で食べた温かいうどんが美味しかった。軽アイゼンは要らなかった。
ついでに、水越八重さんについてネットで調べてみたら次の記述がありました。故郷や母校に対する思いが相当強かったのですね。私も見習いたいのですが山林は残念ながら所有しておりません。
八重さんは明治19年(1886年)生まれ。がんを患って昭和4年(1929年)44歳で亡くなってしまったが、がんになって自分の命がもう長くないことを悟った昭和4年8月3日、身内の人を枕元に呼んで、「お世話になった上野原や上野原小学校のために30 ヘクタールの山を寄付したい」と言い残した。そして翌4日の朝、息を引き取ったという。
遺言の通り山は市に寄付され、今では八重山は上野原小学校の学校林として、また、市民に愛される山として、八重さんの想いを後世に伝え続けている。